キリンHD

キリンHD社は東京都中野に本拠地を置く飲料事業会社です。
子会社である麒麟麦酒/キリンビール(Kirin Brewery Company)と、孫会社にあたるキリンディスティラリー株式会社(Kirin Distillery Company)についてもこちらで触れます。

キリングループの歴史

国産ウイスキー事業としては、1972年に麒麟麦酒、JEシーグラム、シーバス・ブラザーズの3社合弁でキリン・シーグラム社を設立たことに始まります。翌1973年には富士御殿場蒸留所の稼働を開始させ、1974年にロバートブラウンの発売を開始しました。

2002年、ペルノ・リカール(旧シーバス・ブラザーズ)との合弁を解消したことを契機に、麒麟麦酒の子会社となり現在の社名となりました。

富士御殿場蒸留所

1973年に創業した、モルトウイスキーとグレーンウイスキーの仕込みからボトリングまでを一貫して行う、世界的にも珍しい蒸留所です。

主な製品ラインナップ

キリンウイスキー 陸/Kirin Whisky RIKU★★

2020年5月より発売が開始されたボトルです。キリンは原酒不足により富士山麓 樽熟原酒50°を終売させており、その後継ボトルの位置付けになるのかとおもいます。
世界の良質な原酒を厳選、ということで富士御殿場蒸留所の原酒だけではなく世界各国の原酒がブレンドされていて、カテゴリとしてはワールドウイスキーに分類されます。
加水を少なくしてアルコール度数を50度と高めに設定しています。また、グレーン主体であるためどんな飲み方でも楽しめるということです。キリンウイスキーの将来を背負うスケールの大きいブランド名として名付けたということです。

  • 原材料:グレーン、モルト
  • アルコール度数:50%
  • 購入日:2020年8月

ストレートではアルコールの辛味が強めに感じられ、バーボン香のあとにクッキーのような甘みが感じられます。価格的に若い原酒を使っていると思われますが、アルコール度数50度ということも相まってストレートでは厳しい感じです。ロックにするとエグみは和らぐものの甘さがなかなか前に出てきません。
ハイボールにすると、グレーンの甘さがとドライな味わいもしっかりと感じられます。

終売となってしまった富士山麓 樽熟原酒50°はストレートやロックでも楽しめたことに比べると、幅のない1本のような印象を受けました。お値段的にも色々な安いバーボンを楽しんでみても良いのかな…という印象です。

キリン シングルグレーンウイスキー 富士(グレーン)

ロバートブラウン/Robard Brown

オークマスター 樽薫る

オークマスター 森の風薫る

オーシャンラッキーゴールド

(終売)富士山麓 樽熟原酒50°/FUJI-SANROKU Tarujuku Genshu 50%★★★

*残念ながら2019年3月をもって販売終了となっています。

キリンの顔になる次世代ウイスキーとして2005年に発売された「富士山麓 樽熟50°」の後継として2016年3月に発売されたブレンデッドウイスキーです。
冷却濾過を行わないノンチルフィルタード製法を採用し、富士御殿場蒸留所のモルトとグレーンを使用しています。700mlボトルです。

  • 原材料:モルト、グレーン
  • アルコール度数:50%
  • 購入日:2019年3月

ストレートでも、思っていたほどのアルコールの強さは感じられず、果実のような甘みもしっかりと感じられます。ロックでは更に甘みが前に出てきてスッキリとした味わいになります。
ハイボールにすると一気にバーボンのような味わいになりました。フォアローゼズで使用されたバーボン樽を使っていると聞いたことがありますが、これに由来するのでしょうか。エステリー香がよく感じられ飲みやすいです。

アルコール度数が50度と高めですが、ストレートやロックでも楽しめることができるおすすめの1本です。

富士山麓 Signature Blend

熟成のピークを迎えた原酒を厳選しブレンドしたことで、より複層的で奥深く、円熟した味わいが楽しめるとのことです。

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