SWSC
サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(San Francisco World Spirits Competition)。
米国のホテルやレストラン、バイヤー、ジャーナリストなど幅広い審査員によるブラインドテイスティング審査によって選出されるアメリカ最大級の品評会です。
ISC
インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ。
イギリスの酒類専門の出版社であるウィリアム・リードにより毎年開催されていて、世界各国トップクラスの酒類メーカーから出品される品評会です。
日本のウイスキーとしては、2003年に初めて山崎12年が表彰されています、
また、2010年に山崎1984が最高賞のシュプリームチャンピオンスピリットを、響12年・21年が金賞受賞などしています。
WWA
ワールド・ウイスキー・アワード(World Whiskies Awards)。
イギリスのウイスキー専門誌であるウイスキーマガジンの発行元であるパラグラフ・パブリッシング社が毎年実施している、世界で唯一のウイスキー単独での国際コンペティションで、2001年から2年に1度開催していた「ベスト・オブ・ザ・ベスト」が発展したもので、2007年よりWWAとして毎年実施されています。
選考対象は製造者及び所有元の明確なオフィシャルボトリングのみを対象としていて、複数の審査員がブラインドテイスティングにより受賞ウイスキーを決定しています。
各地区のラウンド審査を経て、最終的にカテゴリーごとに世界最高峰ウイスキー「ワールド・ベスト」を選出しています。
2012年から「テイスト」「デザイン」の2分野で審査がおこなわれるようになりました。
Icons of Whisky
アイコンズ・オブ・ウイスキーは、同じくパラグラフ・パブリッシング社が主催するコンテストで、ウイスキー業界に著しい貢献を果たしたメーカーや蒸留所・人物などを表彰するもので、全9部門が設置されています。
2010年にサントリーが日本企業として初のディスティラー オブ ザ イヤーを受賞しています。
ホール・オブ・フェイム(Hall of Fame)
ウイスキーマガジンが2004年から毎年発表しているアワードで、長年にわたりウイスキー業界に特筆すべき貢献を果たした人物に贈られます。
- 2004年
- マイケル・ジャクソン(Michael Jackson):ウイスキー評論家
- 2005年
- バリー・ウォルシュ(Barry Walsh):アイリッシュ・ディスティラーズ社チーフブレンダー
- 2006年
- ロバート・ヒックス(Robert Hicks):バランタイン マスターブレンダー
- 2007年
- ジミー・ベッドフォード(Jimmy Bedford):ジャックダニエル製造責任者
- 2008年
- ジョン・ラムゼイ(John Ramsay):エドリントン カティサーク マスターブレンダー
- 2009年
- デビッド・スチュワート(David Stewart):バルヴェニー蒸留所モルトマスター
- 2010年
- ジャック&ウォレンス・ミルロイ(Jack & Wallace Milroy)
ジャック:ウイスキー専門小売店前オーナー、ウォレス:ウイスキーライター
- ジャック&ウォレンス・ミルロイ(Jack & Wallace Milroy)
- 2011年
- エヴァン・カタナック(Evan Catternach):ディアジオ名誉マスターディスティラー
- 2012年
- ダグラス・キャンベル(Douglas Campbell):トマーティン蒸留所マスターディスティラー、ブランドアンバサダー
- リチャード・フォーサイス(Richard Forsyth):ポットスチルメーカーのフォーサイス社代表
- エルマー・T・リー(Elmer T. Lee):バッファロートレース蒸留所マスターディスティラー、ブランドアンバサダー
- 2013年
- デビッド・グラント(David Grant):ウィリアムグラント&サンズ代表
- ジム・ラトリッジ(Jim Rutledge):フォアローゼズ蒸留所マスターディスティラー
- ジミー・ラッセル(Jimmy Russell):ワイルドターキー蒸留所マスターディスティラー
- リチャード・パターソン(Richard Paterson):ホワイト&マッカイマスターブレンダー
- 2014年
- デビッド・アーカート(David Urquhart):ゴードン&マクファイルマネージングディレクター
- バリー・クロケット(Barry Crockett):アイリッシュディスティラーズマスターディスティラー
- ジェームズ・マッキュワン(James McEwan):ブルイックラディ蒸留所マスターディスティラー
- フランク・マクハーディ(Frank McHardy):J.A.ミッチェル社製造責任者
- デニス・マルコム(Dennis Malcolm):グレングラント蒸留所マスターディスティラー
- パーカー・ビーム(Parker Beam):ヘヴンヒル蒸留所マスターディスティラー
- エドウィン・フート(Edwin Foote):オールドフィッツジェラルド蒸留所マスターディスティラー
- 2015年
- コリン・ロス(Colin Ross):ベンネヴィス蒸留所社長
- マイケル・アーカート(Michael Urquhart):ゴードン&マクファイル社マネージング・ディレクター
- ジム・ベバリッジ(Dr Jim Beveridge):ジョニーウォーカーマスターブレンダー
- スティーブ・ベアール(Steve Beal):ディアジオウイスキーアンバサダー
- アル・ヤング(Al Young):フォアローゼズ蒸留所ブランドアンバサダー
- ビル・サミュエルズ.Jr(Bill Samuels JR):メーカーズマーク蒸留所代表
- 輿水精一:サントリースピリッツ株式会社名誉チーフブレンダー
日本人として初の受賞。「響」ブランドなどを築き上げた功績から受賞。 - ビル・ラーク(Bill Lark):ラーク蒸留所ディスティラリーマネージャー
- 2016年
- チャーリー・スミス(Charlie Smith):バリンダロッホ蒸留所マスターディスティラー
- ピーター・ラッセル(Peter Russell):イアンマクロード蒸留所チェアマン
- マックス・シャピラ(Max Shapira):マックス・シャピラヘヴンヒルブランズ社長
- クリス・モリス(Chris Morris):ウッドフォードリザーブマスターディスティラー
- 稲富孝一:グラスゴー大学、元サントリー チーフブレンダー
「響17年」などを手がけた。 - ジョン・ティーリング(John Teeling):グレートノーザン蒸留所チェアマン
- チャールズ・マクリーン(Charles MacLean):ウイスキー書籍著者
- 2017年
- イアン・ミッチェル(Ian Millar):グレンフィディック蒸留所グローバル・ブランドアンバサダー
- ジュリアン・ヴァン・ウィンクル3世(Julian Van Winkle III):オールド・リップ・ヴァン・ウィンクル蒸留所代表
- ウィリー・プラット(Willie Pratt):ミクターズ蒸留所名誉マスターディスティラー
- ノエル・スウィーニー(Noel Sweeney):パワースカウト蒸留所マスターディスティラー&マスターブレンダー
- ジョン・K・ホール(John K Hall):フォーティクリーク蒸留所創設者
- Gordon Broderick
- Oliver Hughes
- Raymond Davidson
- Ronnie Cox
- 2018年
- Rachel Barrie
- Ken Grier
- Charles Soong
- Helen Mulholland
- Billy Leighton
- Patrick Maguire
- Mr. YT Lee & Mr. TT Lee
- Dr. Nick Morgan
- 2019年
- Jeff Chau
- Dr Bill Lumsden
- Maureen Robinson
- John Quinn
- Ian Atherton
- Mike Miyamoto
- Angela D’Orazio
- Mike Miller
- Dave Pickerell
- 2020年
- John Glaser
- Daning Hsi
- Frank Coleman
- Peggy Noe Stevens
TWSC
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TSWC)は、日本初となウイスキーとスピリッツのコンペティションです。