カナディアンウイスキーの歴史・製法

カナディアンウイスキーの歴史

カナダでは17世紀後半から穀物蒸留酒を製造されていたと言われているが、アメリカから移住したイギリス系住民が、米国での禁酒法 時代のアメリカに大量に密輸して発展した。

カナディアンウイスキーの一般的な製法

トウモロコシをベースにライ麦などがブレンドされていて、五大ウイスキーの中で一番ライトでスムースな飲み口で、クセのない味わいが特徴。

カナダの法律では「穀類のみを原料とし、カナダ国内で蒸留、容量180リットル以下の樽を用いて3年以上国内で熟成させたもの」がカナディアンウイスキーと定義されいる。

製造工程で使用されるウイスキーは以下のように呼ばれている。

ベースウイスキー(サイレントスピリッツ)
トウモロコシを原料に連続式蒸留器で蒸留。
スパイシーでニュートラルスピリッツに近い味わいで、主に新樽ではなく3年以上使用された樽で熟成。

フレーバリングウイスキー(ラウドスピリッツ)
ライ麦などを原料に連続式蒸留器で蒸留したアルコール度数で60~70度のスピリッツ。穏やかな香りが特徴。