基本情報
- 蒸留所名(J):アードナムルッカン
- 蒸留所名(E):Ardnamurchan
- オーナー:アデルフィ
- 地域:スコットランド/ハイランド/西ハイランド/グレンベッグ
西ハイランド地方でも最西端に位置する。 - 生産ウイスキー:モルト
- 由来:-
- 仕込み水:グレンモアの泉の水
歴史
2014年に、独立系ボトラーのアデルフィがオープンさせた蒸留所です。
2022年頃までウイスキーの販売は行われず、それまでは蒸留所見学やアデルフィ社のからの資金援助で賄っていくそうです。
熟成3年未満の原酒をスピリッツとして2016年から限定発売していますが、日本では正式には流通していません。
製法の特徴・こぼれ話
- サステナビリティの観点から、熟成を含むウイスキーづくりの全行程を蒸留所内で行なうだけでなく、原料も地元産のものにこだわっています。
- 蒸留所の規模としては年間で50万リッターのアルコールが生産でき、ピーテッドとノンピーテッドのウイスキーをほぼ半々で生産しています。
- アデルフィ社のアレックス・ブルースによると、蒸留所の候補地は7ヶ所あったが、十分な水が入手できる場所はこの場所だけだったそうです。
- プライベート・カスク・オーナーシップという原酒の樽販売を行なっていて、ピーテッドかアンピーテッドの原酒、樽もバーボン樽かシェリー樽どちらに詰めるかを選べます。TBS系列の深夜番組『クレイジージャーニー』という番組で、目白田中屋店主の栗林幸吉さんがこちらの蒸留所を訪れた際に衝動買いされていました。