【BLAND】フォアローゼズ

フォアローゼズ/Four Rosesは、キリングループ所有のアメリカンバーボンウイスキーブランドです。

フォアローゼズの歴史

1888年にポール・ジョーンズ・ジュニア/Paul Jones Jrが、ウイスキーロウという自身の食料品店での販売のために商標化した「ストレート・バーボン」がフォアローゼズの発祥と言われています。このブランドは、アメリカの禁酒法時代にも薬用としてのウイスキー生産が認められていた数少ないブランドの1つでした。

フォアローゼズのブランド名は、1943年にシーグラムグループに加わった際に命名されたといわれています。当初シーグラムグループは、フォアローゼズをブレンデッドウイスキーという位置づけで世界展開していましたが、2002年にキリングループが所有以降、ストレートバーボンウイスキーのブランドとして売り出すことで、国内外で高品質なブランドとして再び認知されるようになりました。
日本では1971年から発売が開始されています。

名前の由来

フォアローゼズの由来も諸説あり、キリンのWebサイトには名前も出てきませんが、そもそもフォアローゼズを最初に販売したのはルーファス・マシューソン・ローズ/Rufus Mathewson Roseとも言われており、彼とその兄弟+2人の息子の4名の”Rose”から命名されたと言う説があります。

一方でキリンのWebサイト上では、こんな素敵なエピソードが紹介されています。

それはある舞踏会でのこと。フォアローゼズの生みの親ポール・ジョーンズは、絶世の美女と出会います。一目で恋に落ちたポールは、迷わずプロポーズしました。でも、彼女は彼にこう答えたのです。
「どうか次の舞踏会までお待ちください。プロポーズをお受けするなら、薔薇のコサージュをつけてまいります。」

そして約束の舞踏会の夜。彼女は4輪の真紅の薔薇を胸に、彼の前に現れたのでした。愛が実った素晴らしい瞬間。
そんな素敵なエピソードから、「フォアローゼズ」と名づけられ、ラベルにはふたりを結んだ真紅の薔薇のコサージュが描かれたと言われています。

ローレンスバーグ蒸留所

ケンタッキー州にあるローレンスバーグ蒸留所/Lawrenceburgは、1910年に設立されたミッション・リバイバル様式(スペイン修道院様式)の建物です。禁酒法時代にも操業を許された蒸留所のひとつでもあり、現在でもこの蒸留所で蒸留されています。建物は国家歴史登録財となっており、当初の建築も手がけたジョセフ&ジョセフ社が拡張工事を手がけており、生産力が倍増される予定です。

製法の特徴・こぼれ話

  • 原料のライ麦は産地は固定していないものの、ドイツ・スウェーデン・フィンランドなど欧州産を主に使用しています。トウモロコシは、米国の農家と契約し非遺伝子組み換え品を50年以上仕入れています。
  • 原酒は2種類のマッシュビルと5種類の酵母が組合わされ、計10種の原酒が作り出されています。様々な原酒を保有することで、スタンダードなイエローラベルの品質を安定させることができ、さらにはシングルバレルなどのプレミアムバーボンを生み出せます。
    Eマッシュビル トウモロコシ:75%、ライ麦:20%、発芽大麦:5%
    Bマッシュビル トウモロコシ:60%、ライ麦:35%、発芽大麦:5%
  • 平屋造りの熟成庫
    蒸留所から少し離れたコックスクリークで熟成・ボトリングが行なわれます。(一部は日本とヨーロッパでもボトリングされている)
    バレル6段積みで24,000本の樽が収納できる平屋造りの貯蔵庫が30棟近く建てられています。上の方で寝かせている樽と床に近い位置で寝かせている樽の環境差をなくし、樽のローテーションを行なうコスト削減を図っています。

主な製品ラインナップ

  • フォアローゼズ ブラック/Four Roses Fine Old
    個性的な香りの原酒を選び抜いて熟成をおこなったイエローラベルの上位版で、日本のみで発売されています。原料のライ麦比率が高いため、洋梨やプラムを思わせる熟した果実香や力強くスパイシーさとオークの香りがマッチしていてまろやかな味わいです。
  • フォアローゼズ プラチナ/Four Roses Super Premium
    長期間熟成させた原酒だけを贅沢に使用した最上級品です。
    複雑に絡み合う風味、豊かな熟成香、落ち着きのある深い味わい、きめ細やかなクリーミーなタッチが特徴です。
  • フォアローゼズ シングルバレル/Four Roses SIngle Barrel
    厳選された原酒を熟成させた特別限定品です。

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