「オーヘントッシャン 12年(Auchentoshan 12 YEARS OLD)」です。
オーヘントッシャン蒸留所
ゲール語で「野原の片隅」という意味で、ローランドの伝統であった3回蒸溜を守り続ける唯一の蒸溜所です。
3回蒸溜によりアルコール純度が高く、柔らかくクセがない風味に仕上がっています。
第二次世界大戦中にドイツ軍の空襲により破壊され、流れ出したウイスキーで近くの川が琥珀色に染まったと伝えられています。
1994年にサントリーが買収しています。
オーヘントッシャン 12年
雑味の少ないライトな味わいとなっているそうです。
熟成は、アメリカンオークのバーボン樽をメインに熟成しているといいます。
- 生産国:スコットランド
- 販売元:ビームサントリー
- 原材料:モルト
- ジャンル:シングルモルト
- アルコール度数:40%
- 購入日:2018年2月
サラサラしたバニラのような甘い香りが感じられます。
ストレートでは、濃厚な味わいが感じられた後、柑橘系のスムースな甘さが感じられます。
ロックやハイボールにすると、もともと繊細だった味わいが弱くなってしまう印象でした。
どの飲み方でもライトな味わいでとても飲みやすいですが、逆に言ってしまうとパンチが足りないともいえてしまう印象です。
個人的には、この熟成年数で4,000円ほどで購入できるングルモルトとしては大変貴重だと思いますので機会があれば購入します。