『キリンウイスキー 陸』を飲んでみました。
様々な飲み方で自由に楽しめることをコンセプトとして、キリンから2020年5月から発売が開始されました。
キリンでは、原酒不足によりメインブランドの1つであった富士山麓 樽熟原酒50°を2019年に終売させてしまっていますので、その後継ボトルの位置付けになるのかとおもいます。
世界の良質な原酒を厳選している、ということで富士御殿場蒸留所の原酒だけではなく世界各国の原酒を取り入れているということになります。
商品名 | キリンウイスキー 陸 |
販売元 | Kirin Holdings Company/キリンHD社 麒麟麦酒株式会社 キリンディスティラリー社 |
原料 | グレーン・モルト |
アルコール度数 | 50度 |
原酒 | 富士御殿場蒸留所、他 |
ウイスキーカテゴリ | ワールドウイスキー ブレンデッドウイスキー |
700mlあたりの価格目安 | 2000円前後(1500円/500ml前後で販売) |
購入時期 | 2020年8月 |
ラベルの側面には注意書きとして、「ハイボール以外にも色々な飲み方でも楽しもう」「誰かと一緒にシェアして飲もう」「飲んでQOLを高めよう」といったコメントや、ハンサムブレンダーのSecret Recipeなども書かれています。
- 陸1:炭酸氷5(RIKU 1:5 Soda with ice)
- 陸1:氷&水4(RIKU1:4 Water with ice)
- 陸1:60℃のお湯3(RIKU 1:3 Hot Water 60℃)
キリンウイスキー 陸を飲んでみた
ストレートで口に含むと、アルコールの辛味が強めに感じられました。
香りはバーボンのようなエステリー香のあとに微かにクッキーのような甘みが感じられます。
価格的に若い原酒を使っていると思われますが、アルコール度数50度ということも相まってストレートでは厳しい感じです。
ロックにしてみると、エグみは和らぎ、スパイスさが感じられるものの、甘さがなかなか前に出てきません。
ハイボールはいい感じでした。なんとなくバーボンに近い印象です。
グレーンの甘さが出てきて、それでいてドライな味わいもしっかりと感じられます。
キリンウイスキー 陸の総評
終売となってしまった富士山麓 樽熟原酒50°はストレートやロックでも楽しめたことに比べると、幅のない1本のような印象を受けました。お値段的にも色々な安いバーボンを楽しんでみても良いのかな…と。
ハンサムブレンダーさんのレシピを楽しむのを忘れてしまったので、機会があればリピートしてみようと思います。
おすすめ飲み方:ハイボール
評価(★~★★★★):★★(気が向いたらリピート)