ミドルトン蒸留所/Midleton

ミドルトン蒸留所(Midleton)は、アイルランドのコーク(Cork)郊外にあるアイリッシュウイスキー蒸留所です。ペルノ・リカール社/アイリッシュ・ディスティラーズ社が経営しています。

コークという街はアイルランド最南部にあり、温和な気候な人口10万人強の国内第2の都市です。
街の外れにあるコーク湾は大西洋航路の基点となっていて、映画で有名なタイタニック号が最後に寄港した港として有名だそうです。

ミドルトン蒸留所の歴史

1825年にジェームス・マーフィー(James Murphy)を中心とした3兄弟(他はジェレマイアとダニエル)が、1796年に建てられた元紡績工場を買取り蒸留所に改装して操業開始されましたが、1975年に創業を停止、現在はJameson Heritageとして博物館として利用されています。

現在稼動している新ミドルトン蒸留所は1975年操業開始しました。
蒸留所の立て替えには、20世紀半ばアイリッシュウイスキー業界の長い低迷期に陥っていたことが背景にあります。

業界の低迷を打開するため、アイルランド南部にあったコーク社、ジェムソン社、パワーズ社の3社は会社の存続をかけ1966年に合併し、コーク・ディスティラリーズ・カンパニー(後のアイリッシュ・ディスティラーズ社)が誕生しました。実業家のケヴィン・マコート(Kevin McCourt)のもと各社の蒸留所統合し、ダブリン中心街にあったジェムソンとパワーズの蒸留所は閉鎖され、広大な敷地と豊富で良質の水に恵まれている旧ミドルトン蒸留所の背後に新蒸留所が建設・稼動開始されました。後にブッシュミルズも買収しています。

製法の特徴・こぼれ話

  • 世界最大の蒸留器を有しており、原料に大麦を使う伝統的なピュアポットスチルウイスキーを生産している唯一の蒸留所です。
  • 4種類の単式蒸留器によってアルコール度数の異なる原酒を造り出しています。
  • 未発芽の大麦も使用しています。

主な製品ラインナップ

  • ジェムソン Jameson
  • レッドブレスト Redbreast
  • グリーンスポット Green Spot
  • ミドルトン・ベリーレア Midleton VeryRare
  • パワーズ Powers
  • パディ Paddy
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