スコッチウイスキー一覧:ブレンデッド他

グレーンウイスキー蒸留所

キャメロンブリッジ:Cameronbridge/ディアジオ

ローランド地方ファイフにあり、グレーンウイスキーを製造した最初の蒸留所と言われている。
ヨーロッパ最大級の年間1億500万Lのグレーンウイスキー蒸留能力を誇り、ジョニーウォーカーなど数々の有名なブレンデッドウイスキーを支えている。(シングルモルト蒸留所の中で大規模と言われるグレンフィディックでも1,000万L程度の生産量)
原料となる穀物は毎週4,000t使用されており、これはスコットランド全体の小麦の15%に相当。

ホワイトスピリッツの蒸留も年間で4,000万~4,500万L生産されており、グレーンウイスキーと併せると年間約4億本分のアルコールを生産している。

DCL創立メンバーのひとりでもあるジョン・ヘイグ(John Haig)により1824年に創業。
ヘイグ家はファイフで代々有名なウイスキー一族で、ジョンの父親のウイリアム・へイグは1810年にセギー蒸留所を建設している。また、1826年に連続式蒸留器を発明したロバート・スタインは彼の従兄弟にあたる。

1827年、前年に発明された連続式蒸留器を早速導入しグレーンウイスキー蒸留所になる。1832年により効率的なカフェ式蒸留器を設置。

ガーヴァン:Girvan/ウィリアム・グラント&サンズ

ローランド地方にあり、かつては「レディバーン」というシングルモルトを製造していたが、現在はグレーンの他ジンの蒸留も行なっている。

インヴァーゴードン:Invergordon/エンペラドール

ローランド地方。

ノースブリティッシュ:North British/ディアジオ&エドリントンの共同経営

ローランド地方エディンバラ唯一のグレーンウイスキー蒸留所。
キャメロンブリッジに比べると規模は小さいものの、毎時16万Lのウォッシュを蒸留し、カティサーク、フェイマスグラウス、J&Bなど多くのブレンド用グレーンウィスキーに使用され、多くのウイスキー業者がこの蒸留所からグレーン原酒の供給を受けている。

1885年、アンドリュー・アッシャー、ウィリアム・サンダーソン(William Sanderson)、ジョン・クラビー(John Crabbie)、ジェームス・ワトソン(James Watson)といったウイスキーブレンダーを中心として設立。当時、グレーンウイスキーはDCL(現在のディアジオ)の独占状態にあり、その脱却を目的として設立された。戦時中などで一時は休止していたものの、やがてスコットランドで最大のグレーンウイスキー蒸留所となる。

1993年、R&B社(現在のエドリントン)とロージアンディスティラーズ社(Lothian Distillers)に経営権が渡り、更に1997年にロージアンが現在のディアジオに買収され現在に至る。

環境問題にも力を入れており、発酵によって発生した二酸化炭素をビールや炭酸飲料用のガスとして販売。1週間で回収されるCO2は缶ビール4億本にのぼる。
また、1年間で5万トン分のダークグレインを生産する飼料工場を併設。
一方で環境対策へのコスト対策として、2002年にモルティング施設を閉鎖し、郊外で熟成を行なっている。

ロッホローモンド:Loch Lomond/ロッホローモンド
ストラスクライド:Strathclyde/ペルノ・リカール

ローランド地方。

スターロー:Starlaw/ラ・マルティニケーズ

ローランド地方のウェストロージアン郡バスゲイト。2010年創業。ラベル5用のグレーンウイスキーを生産しており、ブレンディングとボトリングの設備も併設。

停止蒸留所
  • カレドニアン:Caledonian/ディアジオ
  • キャンバス:Cambus/ディアジオ
  • カースブリッジ:Carsebridge/ディアジオ
  • ダンバートン:Dumbarton/ペルノ・リカール
  • ガンヒース:Garnheath/インターナショナルビバレッジ
  • ポートダンダス:Port Dundas/ディアジオ
    ローランド地方にあったが2010年閉鎖。

主なブランド

特に表記のないものはブレンデッドウイスキーです。

ビッグピート:BIG PEAT/ダグラス・レイン

2009年より販売されているスコッチブレンデッドモルトウイスキー。
直訳すると「ふんだんなピート」という意味で、アイラモルトのみをヴァッティング。
ラベルもアイラ島のおじさんをイメージしたラベルで、「Big Pete(ピートおじさん)」をかけている。

ダグラス・レイン社
1948年、グラスゴーに創業した大手ボトラーズ。
前身は19世紀後半に設立された海運業者です。ブレンデッドウイスキーの需要が高まった際に保有していた原酒をベースにボトラーズとして販売するようになった。

配合比率は不明は公開されてないが、以下の原酒が使用されていると言われている。
ノンチルフィルターでボトリング。

  • アードベッグ(16年熟成前後?)
  • カリラ
  • ボウモア
  • 閉鎖済のポートエレン(1982~1983年蒸留の原酒?)

バランタイン:Ballantine’s/ペルノ・リカール

ジョージ・バランタイン&サン社(George Ballantine & Sons)によって製造販売。日本の正規代理店はサントリー。

創業者のジョージ・バランタインは、13歳でエディンバラの商人アンドリュー・ハンターのもとへ奉公に出た後、1827年エディンバラのカウゲート(Cow Gate)に小さな食料品店をオープン。
1863年、友人のアンドリュー・アッシャーがブレンデッドモルトウイスキーを製造した話に影響を受け、自らもブレンドの技術を磨き始める。1970年にはグラスゴーへ新規店舗もオープン。

1891年のジョージ死後、息子のジョージ2世へ事業が引き継がれる。
1895年にヴィクトリア女王から王室御用達の称号を授与されたことで一躍有名になる。1938年にはスコットランド紋章院から紋章を授与。

1919年にRA McKinlay and James Barclay社へ経営権を譲った後、1935年にはハイラム・ウォーカー社、1987年にアライド・リヨンズ社(後のアライド・ドメック社)とわたり、2005年からはペルノ・リカール傘下となり現在に至る。

ブレンドとボトリングは、1977年にキルマリッド(Kilmalid)に建設された施設で実施。
敷地面積47万㎡もある巨大な工場は、ブレンドとボトリング施設としては最大級。700ml瓶 12本入りに換算すると年間約1400万ダースも出荷されている。

  • 40種類以上のシングルモルトと4種類のグレーンをブレンドされていると言われている。
    以前は、スキャパ、グレンバーギー、ミルトンダフ、プルトニー、バルブレア、グレンカダム、アードベッグのモルト原酒を使用し「魔法の7柱」と呼ばれていたが、現在は太字3原酒にグレントファースを加えた4つの原酒がキーモルトだと言われています。
  • 蒸留所ファイネストや12年のラベルのV字デザインは「シェブロンシェイプ ラベル」と呼ばれ、「保護」と「信頼できる働きを成した建築家」を意味している。
  • ラベルの紋章にはバランタインが出来上がるまでのストーリーを「大麦」「清流」「ポットスチル」「樽」で表現。

歴代のマスターブレンダーは以下の通り。

  1. ジョージ・バランタイン(George Ballantine)…バランタイン創業者
  2. ジョージ・ロバートソン(George Robertson)…バランタイン 17年の生みの親。
  3. ジャック・ガウディ―(Jack Goudy)
  4. ロバート・ヒックス(Robert Hicks)…2006年Hall of Fame受賞。バランタインを定年退職後、ジム・ビーム社でラフロイグ、アードモア、ティーチャーズなどのブランド責任者を担当。
  5. サンディー・ヒスロップ:Sandy Hyslop…2005年~。

ベル:Bell’s/ディアジオ

アーサーベル&サンズ社。

シーバスリーガル:CHIVAS REGAL/ペルノ・リカール

ブランドの歴史は、1801年にジョン・シーバス&ジェイムズ・シーバス(John and James Chivas)の兄弟がスコットランドのアバディーンに開いた高級食品店にはじまる。この食品店は1843年にイギリス王室御用達の認定を受けたほどの由緒正しい食料品店。

シーバス兄弟は富裕層からの品質の高いウイスキーへの需要に応えるため1850年代からブレンデッドウイスキーの製造を始め、ロイヤルグレンディー(Royal Glen Dee)、ロイヤルストラテイタン(Royal Strathythan)といった銘柄を生み出す。

ブランドは1900年代初頭に誕生。当時のアメリカの高級品嗜好への需要へ応えるため、シーバスリーガルと名付けたウイスキーの輸出を始める。
1909年にはシーバスリーガル 25年を発売し、米国禁酒法時代に入るまで米国内で一番の売れ筋となった。

シーバスブラザース社は1950年、ストラスアイラを取得しています。現在、ペルノ・リカールのスコッチウイスキーを統括する子会社として機能。

  • ストラスアイラをキーモルトとし、ザ・グレンリベット、ロングモーン、ベンリアック、グレンキースなど30-40種類のモルトウイスキーと数種類のグレーンウイスキーがブレンドされているといわれる。
  • 現在主流の熟成年数12年は、シーバスリーガルが1938年に世界で初めて採用。

カティサーク:CUTTY SARK/ラ・マルティニケーズ

ブランドのの由来は、紅茶を運搬するために1869年にダンバートンのスコット・リントン造船所で建造された帆船の名前です。
当時のイギリスでは、インドや中国から紅茶をどれだけ早く輸送するかという「ティーレース」がビジネスの焦点となっており、カティサーク号は当時1年以上かかっていた輸送を約4ヶ月まで短縮した脅威の帆船です。しかし、蒸気船の台頭やスエズ運河開通の影響により帆船の需要は衰退、カティサーク号が紅茶輸送として活躍したのはわずか9年ほどで、その後は羊毛や石炭などの輸送船として活躍しました。
その後は様々なオーナーを転々としながらも、1922年にイギリス人によって買い戻され、その翌年にその雄姿をラベルに使ったウイスキーが誕生しました。
現在カティサーク号はロンドン近郊のグリニッジにて保管・展示されています。

カティサークは、1923年の3月23日にベリー・ブラザーズ&ラッド社(Berry Bros & Rudd Co.)から発売されました。この会社は、1698年から代々家族経営で受け継がれているイギリス最古のワイン&スピリッツ商で、それまでもアメリカの富裕層向けにブレンデッドウイスキーを販売していましたが、米国禁酒法解禁を見据え当時著名なブレンダーであったジェームス・マックベイの全面協力のもと、世界初の無着色となる高品質なスコッチウイスキーとして作り出されました。
当時のウイスキーもカラメルでの着色が一般的であったため、無着色のカティサークのブランド力を高めるために、色合いの似た当時ポルトガルからイギリスへ返却され話題となっていたカティサーク号から命名しました。

2018年にエドリントンからラ・マルティニケーズへ売却。

  • グレンロセスをキーモルトとし、ハイランドパーク、マッカラン、ブナハーブンといったモルト原酒に、ノースブリティッシュやインヴァーゴードンのグレーンなど40種類の原酒がブレンド。
  • ラベルにある船の絵は、スウェーデンの画家カール・ゲオルグ(Carl Georg August Wallin)によるもので、1955年からボトルに描かれています。
  • 「ねじまき島クロニクル」など、作家の村上春樹氏の作品によく登場。

デュワーズ:Dewar’s/バカルディ

  • ★★★デュワーズ ホワイトラベル:Dewar’s WHITE LABEL
  • デュワーズ  12年
    ダブルエイジングプロセスにより上質でスムースな味わいとのこと。
  • デュワーズ  15年
    日本未発売
  • デュワーズ  18年
  • デュワーズ シグネチャー
    デュワーズ最高峰ボトルで、味わいへの絶対的な自信があるゆえに、あえて熟成年数表記をしていないとのこと。

ジョン・デュワー&サンズ(John Dewar & Sons)によって製造販売。
IWC2020のブレンデッドスコッチウイスキー部門でトップ3を独占したブランド。

1846年にジョン・デュワー(John Dewar)がパース(Perth)にオープンしたワインとスピリッツの雑貨店が発祥。1860年代からブレンデッドウイスキーの製造・販売を開始しました。
このデュワーは、世界で初めてウイスキーを瓶詰めで販売を行なった人でもあります。

デュワーが1880年に亡くなると、息子のジョンとトミー(John and Tommy Dewar)が事業を引き継ぐ。
1886年にジョン・デュワー&サンズに社名を変更すると、巨大なネオンや映画などを利用した大規模なキャンペーンなどを行ない、デュワーズを世界的なウイスキーブランドに押し上げた。
1893年に英ビクトリア女王からロイヤル・ワラントが授与されています。
また、それまでTullymet蒸留所という小さな蒸留所を所有していましたが、販路拡大に伴い1896年にアバフェルディ蒸留所を設立しています。

1925年にDCLと合併し一時はディアジオ傘下に名を連ねていたこともありましたが、1998年からはバカルディのブランドとなっています。

A・J・キャメロン(A. J. Cameron)
初代マスターブレンダーで、ブレンドの前にヴァッティングする「マリッジ」開発の先駆者。
また、マリッジをさらに追求し、樽熟成させたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドした後、そのブレンデッドウイスキーを再びアメリカンオークにて6ヶ月以上熟成させることで、スムースでバランスの良いウイスキーに仕上げるダブルエイジングプロセスも生み出した。
デュワーズでは12年以上のボトルでこの手法を採用。

  • ハイランドのアバフェルディをキーモルトとし、ロイヤルブラックラ、オルトモア、クレイゲラキ、マクダフなど40種類以上の原酒がブレンド。
  • 1891年、鉄鋼王と呼ばれるアンドリュー・カーネギー(Andrew Carnegie)が、当時のアメリカ大統領でベンジャミン・ハリソン(Benjamin Harrison)に樽入りのデュワーズをプレゼントしたことで全米中で話題となり、以来アメリカでは「スコッチウイスキー=デュワーズ」と言われるほどの知名度です。

ダンベーガン:Dun Bheagan/イアン・マクロード

ウイリアム・マックスウェル社が製造。
1997年からフランス向けに販売を開始したのち、2000年以降に現在のデザインで販売を開始。

ダンベーガンとはスコットランドのスカイ島にある村の名前で、その地域を支配していたクランが生産元のウイリアム・マックスウェル創業家と深いつながりがあったことから名付けられたブランド名です。

以前は8年熟成ボトルが人気を博していたそうですが、近年樽のストックが難しくなっていることから年数表記なしのノンエイジとなりました。冷却濾過を施さずにボトリング。

グランツ:Grant’s/ウィリアム・グラント&サンズ

グレンフィディックの原酒の卸し先のブレンド会社が1898年に倒産したことを機に、ウィリアム・グラント自らの手で作り出された。

ウイリアムグラント&サンズが保有しているグレンフィディック、バルヴェニー、キニンヴィのモルト原酒がブレンドされていると言われています。

ハンティングロッジ:HUNTING LODGE/フォニコエ

世界60ヶ国で販売されているという。
ビクトリア女王がバルモラル城を購入した際に建設した狩猟小屋(Hunting Lodge)から命名。
バルモラル城は現在もイギリス王室の夏の避暑地として利用されており、ダイアナ元王太子妃が1997年に交通事故で亡くなった際にもエリザベス2世がこの地に滞在していた。

ハイランド産のモルトを多く含んでおり、心地よい芳香がより複雑さを増し味わいの深みをもたらしているという。また、オーク樽熟成により甘いバニラ香、ピート香とわずかなスモーキーさが感じられ、ストレートやロックがおすすめとのこと。

ジョニーウォーカー:JOHNNIE WALKER/ディアジオ

ジョン・ウォーカー&サンズによって製造販売されている世界的に有名なスコッチウイスキーブランド。
2009年10月以降、日本ではディアジオジャパンに代わりキリンが輸入販売を行なっています。

創業者のジョン・ウォーカーは、1805年にキルマーノック(Kilmarnock)のトッドリグス農場で生まれました。14歳の1820年、父親の死を契機に農場を売却しキルマーノックで小さな食料雑貨店を開きます。その中でオリジナルウイスキー(Walker’s Kilmarnock Whisky)の販売を開始したことがジョニーウォーカーの始まりです。

1837年、創業者ジョン・ウォーカーと妻エリザベスの間にアレキサンダー・ウォーカーが誕生します。ジョニーウォーカーのブランドは、この息子の活躍が大きいと言われています。
アレキサンダーは10代の頃から父親の食料雑貨店を手伝い、1852年にキルマーノックの洪水により壊滅被害を受けた事業を数年で復活させるほどの手腕を発揮したと言われています。
1857年に父のジョン・ウォーカーが亡くなってからは父親の事業を引き継ぎ、1860年頃より航海に出る船長たちにオリジナルウイスキーの販売を委託し世界中へ出荷をはじめ事業をさらに拡大させました。

1889年にアレキサンダーがこの世を去ると、2人の息子(ブレンダーのアレキサンダー2世と経営者のジョージ)がさらなる成功へと突き進みます。手始めに1893年、20,500ポンドでカーデュ蒸留所を買収し、競合ブレンダーに先んじて安定供給を成功させます。
1906年にはブレンダーのアレキサンダー2世が情熱を注いだ「オールドハイランド」「スペシャルオールドハイランド」「エクストラスペシャルオールドハイランド」の3つの主力ブランドが確立します。
1908年にブランドの一新が行なわれ、これまでの「ウォーカーのキルマーノックウイスキー」から「ジョニーウォーカーウイスキー」となり、1910年には「ジョニーウォーカー レッドラベル」と「ジョニーウォーカー ブラックラベル」が登場しました。
2020年、創業者のジョン・ウォーカーが食料雑貨店を開いた1820年から200周年を記念した限定ボトルが発売されました。ジョニーウォーカーブランドのスローガンである“KEEP WALKING”の文字がボトルのサイド面に掲げられています。

  • 第2次世界大戦中のイギリス首相のウィンストン・チャーチルが愛飲していた。
  • 初代アレキサンダーは象徴的な四角いボトルを1870年に発表。24度に傾いたラベルも有名。
    デザインは1877年に意匠登録されていますが、1920年から全てのブランドに採用されています。この個性的なデザインのおかげで世界中に知れ渡りますが、実は輸送の際の衝撃から瓶を守るというメリットもあるそうです。
  • ラベルに描かれている紳士「ストライディングマン」は、1908年に漫画家のトム・ブラウン(Tom Browne)が、ウォーカー兄弟との昼食会で創業者ジョン・ウォーカーに似せて描かれていると言われています。
  • 1989年より「ジョニーウォーカー(R)クラシック」の母体となるゴルフイベントの後援をしていますが、ジョニーウォーカーとゴルフとの関わりはそれよりも古く、1926年からホールインワン賞を導入(賞状とボトルが授与)していました。1931年には、当時のイギリス皇太子殿下が受賞されたという記録も残っています。
  • F1チーム「Vodafone Mclaren Mercedes」2005年よりF1チーム「Vodafone Mclaren Mercedes」とのパートナーシップを締結しています。

ジョニーウォーカーのブランドは各ボトルを色で識別できるようにしています。20世紀初頭はまだ文字を読める人が少なかったこともあり、ラベルの色をそのまま商品名にしたといわれています。​

オールドパー:Old Parr/ディアジオ

  • ★★★オールドパー シルバー:Old Parr Silver
  • オールドパー 12年
    40種類を超える原酒がブレンド。食中酒としての水割りがオススメとのこと。
  • オールドパー スーペリア
    1989年に誕生したボトルで、熟成の深さを味わえるそうです。
  • オールドパー 18年
    2004年から発売されており、冷却濾過ではなく伝統的な濾過方法がとられています。

ディアジオ傘下のマクドナルド・グリンリース(MacDonald Greenlees)によって製造販売。
ブランド名は、152歳の長寿を全うしたという伝説のトーマス・パー(Thomas Parr)の愛称から付けられ、時代が変わっても変わらぬ品質を守る意味を込めて命名。ラベルには彼の生没年(1483-1635)と、10代の英国王時代に渡った生涯でありウェストミンスター寺院に埋葬されていること、そしてルーベンスによる肖像画が記されている。

1871年にグリーンリース兄弟(Greenless brothers,James and Samuel)がロンドンにグリーンリース・ブラザーズ社を設立したのが始まり。Macdonald, Greenlees and Williams社と合併ののち、1925年にDCL傘下に入り、現在に至る。

現在はイギリス国内では販売されておらず、海外向けに展開されているブランドで、特に1950年代に輸出を開始した中南米では人気が高く、コロンビアでのウイスキー市場の半数近くを占めている。

日本では1873年に岩倉具視の欧米使節団が持ち帰り、明治天皇に献上されたと言われていて、日本でも古くから馴染みのあるウイスキーです。
  • キーモルトはグレンダランとクラガンモアと言われています。以前はグレンダランのほうが配合比率が高かったそうですが、現在はクラガンモアのほうが配合比率が高いそうです。
  • 特徴的な四角いボトルの表面は、17世紀の陶製ボトルをイメージしたクラックル・パターンというひび割れ模様になっており、グリンリース兄弟が考案しました。バランスを整えると斜めに立つことから、「右肩上がりのウイスキー」として吉田茂や田中角栄など財界人に愛されていました。

ホワイトホース:WHITE HORSE/ディアジオ

日本ではキリンが正規代理店。

ブランド名は、エディンバラ城にほど近いスコットランド軍の酒場兼定宿であった「白馬亭(ホワイトホースセラー)」に由来。

ウイスキーのラベルにも白馬亭の看板が描かれています。ラベルに刻まれている「1742」は白馬亭の創業年です。この宿はエディンバラからロンドンへの乗合馬車の出発点であり、ロンドンへの出発を前にした人々の「夢」や「希望」の象徴の宿と言われています。

ラガヴーリン蒸留所でウイスキー造りを学んだピーター・マッキーが1890年にマッキー社(Mackie & Co.)を設立し発売を開始した「ホワイトホースセラー(White Horse Cellar)」がブランドのはじまりです。
マッキーはのちにクレイゲラヒ蒸留所とグレンエルギン蒸留所を買収しています。

1908年に英仏博覧会でグランプリを獲得し、英国王室御用達の栄誉も同年授与され有名になりました。
1924年にホワイトホース社と名称変更後、1927年からはDCL社に買収されています。ブランド名は1960年ごろに現在のホワイトホースとなったと言われています。

ピーター・マッキー(Peter Mackie)
スコットランド出身のピーター・マッキーは、1878年から叔父のジェームズ・ローガン・マッキー(James Logan Mackie)が経営するラガヴーリン蒸留所でウイスキー造りを学んだのち独立しマッキー社を設立しホワイトホースを発売後、ラガヴーリンをはじめとしてクライゲラキやグレンエルギンなどの蒸留所を所有していました。ラフロイグ蒸留所との裁判の報復としてモルトミル蒸留所を建設しています。

  • キーモルトはアイラのラガヴーリンの原酒。他にオルトモア、クライゲラキ、グレンエルギンといったスペイサイドモルトがブレンド。
  • 1920年にスクリューキャップをウイスキーボトルに初めて導入。

その他のスコッチブランド

 

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