カティサーク/CUTTY SARK

カティサーク(CUTTY SARK)は、ラ・マルティニケーズ社が販売されているブレンデッドスコッチウイスキーで、日本ではバカルディ社が輸入しサッポロビール社が販売しています。
「カティーサーク」と表記されている場合もありますが、バカルディ社のWebサイトでは「カティサーク」なのでこちらの表記で。

カティサークの歴史

カティサークは、1923年の3月23日にベリー・ブラザーズ&ラッド社(Berry Bros & Rudd)から発売されました。

ベリー・ブラザーズ&ラッド社は、1698年から代々家族経営で受け継がれているイギリス最古のワイン&スピリッツ商です。
それまでもアメリカの富裕層向けにブレンデッドウイスキーを販売していましたが、アメリカの禁酒法解禁を見据え、当時著名なブレンダーであったジェームス・マックベイの全面協力のもと、世界初の無着色となる高品質なスコッチウイスキーとして作り出されました。

2018年にエドリントン社からラ・マルティニケーズへ買収されました。

カティサークの由来

「カティサーク」の由来は、紅茶を運搬するために1869年にダンバートンのスコット・リントン造船所で建造された帆船の名前が由来です。
当時のイギリスでは、インドや中国から紅茶をどれだけ早く輸送するかという「ティーレース」がビジネスの焦点となっており、カティサーク号は当時1年以上かかっていた輸送を約4ヶ月まで短縮した脅威の帆船です。
しかし、蒸気船の台頭やスエズ運河開通の影響により帆船の需要は衰退、カティサーク号が紅茶輸送として活躍したのはわずか9年ほどで、その後は羊毛や石炭などの輸送船として活躍しました。
その後は様々なオーナーを転々としながらも、1922年にイギリス人によって買い戻され、その翌年にその雄姿をラベルに使ったウイスキーが誕生しました。
現在このカティサーク号はロンドン近郊のグリニッジにて保管・展示されています。

当時のウイスキーもカラメルでの着色が一般的であり、色の薄いカティサークのブランド力を高めるため、当時ポルトガルからイギリスへ返却され話題となっていたカティサーク号から命名しました。

製法の特徴・こぼれ話

  • グレンロセスをキーモルトとし、ハイランドパーク、マッカラン、ブナハーブンといったモルト原酒にノースブリティッシュやインヴァーゴードンのグレーンなど40種類の原酒がブレンドされています。
  • ラベルにある船の絵は、スウェーデンの画家カール・ゲオルグ(Carl Georg August Wallin)によるもので、1955年からボトルに描かれています。
  • 「ねじまき島クロニクル」など、作家の村上春樹氏の作品によく登場するウイスキーです。

主な製品ラインナップ

カティサーク/CUTTY SARK ★★★

原料 モルト・グレーン
アルコール度数 40度
700mlあたりの価格目安 低価格(1,000~2,000円)
購入時期 2018年4月
おすすめ飲み方 ハイボール
評価(★~★★★★) ★★★

柑橘系の甘い香りが感じられます。ピート香はほとんど感じられず、良い意味でクセが少ないのですがアルコールの刺激が強く、ストレートではすこし厳しいです。
ロックでも甘い香りの広がりを楽しめますが、やはりアルコールの刺激が残ります。
一方でハイボールで飲むと、柑橘系の酸味を楽しむことが出来ました。

癖がなく飲みやすいため、低価格ながら家での常備ボトルとして十分に活躍できる1本です。

カティサーク デラックス12年

カティサーク デラックス18年

カティサーク ストーム

カティサーク プロヒビション

タイトルとURLをコピーしました