【BLAND】WILD TURKEY/ワイルドターキー

WILD TURKEY/ワイルドターキーは、アメリカ合衆国ケンタッキー州にある蒸留所及び、そこで作られるアメリカン・バーボンウイスキーブランドです。

 

地域 アメリカ合衆国ケンタッキー州 Lawrenceburg/ローレンスバーグ
ウイスキーカテゴリ アメリカンウイスキー、バーボンウイスキー、ライウイスキー
主なブランド ・WILD TURKEY/ワイルドターキー
オーナー・製造元 Campari Group/カンパリグループ社
Austin Nichols/オースティン・ニコルズ社
日本での販売元 CT Spirits Japan

 

ワイルドターキーの歴史

ワイルドターキーブランドの前身は、1869年にトーマス・リッピー(Thomas Beebe Ripy)を中心とした一族がケンタッキー州ローレンスバーグのリッピー蒸留所で生産していたウイスキーを起源としています。
アイルランド移民であったリッピーの父親は、ウイスキーや日用品の流通業として成功し、ウイスキー蒸留所をいくつも保有していましたが、その中でもリッピー蒸留所のウイスキーは好評で、1893年にシカゴで開催されたワールドフェアでケンタッキー州代表に選出されました。

その後何度かオーナーが変遷したのち、古くから卸売業者として参画していたオースティン・ニコルズ社が、バーボンの製造販売強化を目的として1970年に蒸留所とブランド権を買収し現在に至っています。

Jimmy and Eddie Russell/ラッセル親子

蒸留所の歴史に欠かせないのがジミー・ラッセルとエディー・ラッセルの親子です。

父のジミー・ラッセルは1954年にマスターディスティラーに就任し、2代目マスターディスティラーのビル・ヒューズと、初代マスターディスティラーの息子のアーネスト・W・リッピ―から直々に Prohibition/米国での禁酒法 以前のバーボン製造技術を学び、2000年にケンタッキーバーボンの殿堂入りを果たしました。

3人兄弟の末っ子として生まれた息子のエディーは、1981年から下積みとして働き始め、父の殿堂入りから10年後の2010年にケンタッキーバーボンの殿堂入りとなりました。2015年に4代目のマスターディスティラーに就任しています。

CT Spirits Japan

日本では2020年にカンパリグループが日本に設立したCT Spirits Japanが輸入販売を行なっています。
社名のCはカンパリ、Tはワイルドターキーに由来しています。

製法の特徴・こぼれ話

  • ブランドの由来は、1940年当時のオーナーであったオースティン・ニコルズ社のトーマス・マッカーシーが、七面鳥ハンティングの際に蒸留所でつくられた101プルーフのバーボンを振る舞った際にその友人の1人が命名したと言われています。1942年よりこのブランド名で販売が開始されました。
  • マッシュ比率は公開されていませんが、ジミー・ラッセルによると、豊かな香味と風味を全面に出すために、全てのバーボンの中でトウモロコシの使用量が最も低く、ライ麦と大麦麦芽を多く使用している、と言っています。
  • 蒸留時のアルコール度数をバーボン法規定の80%以下を大幅に下回る60~65%に抑え、熟成後のアルコール度数を54度~55度とすることで、ボトリングするときの加水量を少なく抑え、原料のもつ香りを残し深みのある味わいを実現させています。
  • 樽の焼付けは55秒で「アリゲーター」と言われています。
  • 独自のイースト菌を培養しており、水源は石灰質の水を使用しています。
  • 瓶詰め後の万一のトラブルに備え、原酒のサンプルはがオースティン・ニコルズ社で2年間保存されています。
  • 初期ラベルの七面鳥は正面を向いていましたが、1999年より横向きの七面鳥が描かれるようになりました。
  • 第34代アメリカ大統領のアイゼンハワーを始め、ルーズベルトやケネディ大統領も愛飲していたブランドです。

主な製品ラインナップ

  • ワイルドターキー 8年/WILD TURKEY YAGED 8 YEARS OLD
    アルコール度数50%ながらも、繊細な味わいが楽しめる8年熟成のボトルです。以前は世界展開していましたが、現在では日本限定ボトルとなります。
    「クロコダイル・スキン」と呼ばれる深い琥珀色は、内側を強く焦がしたオーク樽によるもので、重厚でインパクトのある味わいと心地よい甘みとコクです。
    スパイスやナッツを思わせる香りで、口に含むとキャラメルの甘さが弾ける味わいということです。
  • ワイルドターキー 13年 ディスティラーズ・リザーブ/WILD TURKEY 13 YEARS OLD
    マスターディスティラーであるラッセル親子が作り上げた結晶といわれていて、こちらも日本限定ボトルです。
  • ワイルドターキー ライ/WILD TURKEY RYE
    原料のライ麦比率を51%以上とすることで甘さ控えめのスパイシーさを引き立てた、カクテル向けのボトルで、バーテンダーやウイスキーファンに人気のボトルです。4~5年熟成の原酒を使用していてます。
  • ワイルドターキー レアブリード/WILD TURKEY RARE BREED
    1991年から発売しています。
    6年・8年・12年熟成の原酒をブレンドし、加水せずボトリングしているため、アルコール度数は約58.4%あります。ボトルにバッチナンバーが記載されていて、バーボンのピュアな魅力が味わえる一品とのこと。ロックかストレートということです。
  • ワイルドターキー ケンタッキースピリット/WILD TURKEY KENTUCKY SPIRIT
    ラッセル親子が8年以上熟成した貴重な原酒樽から厳選したシングルバレルのボトルで、1995年から発売しています。
    ボトルにはボトリングされた日付、貯蔵所、樽のナンバーが手書きで記載されています。
  • ワイルドターキー アメリカンハニー/WILD TURKEY AMERICAN HONEY
    ワイルドターキー・バーボンウイスキーと蜂蜜がブレンドされています。蜂蜜による甘み、カラメル、オレンジの風味が特長で、様々な飲み方で楽しめるそうです。
    1976年にワイルドターキーが世界で初めて生産・販売をはじめたバーボンリキュールの系譜を汲んでいて、2006年から販売されています。
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