【BLAND】Maker’s Mark/メーカーズマーク

Maker’s Mark/メーカーズマークは、アメリカ合衆国ケンタッキー州にある蒸留所及び、そこで作られるアメリカン・バーボンウイスキーブランドです。

トレードマーク赤い封蝋も含め、手作業による工程にこだわっており、メジャーなブランドながらもクラフトウイスキーと謳われています。

地域 アメリカ合衆国ケンタッキー州
Loretto/ロレット
ウイスキーカテゴリ アメリカンウイスキー、バーボンウイスキー
オーナー・製造元 Beam Suntory/ビーム サントリー社
日本での販売元 Suntory/サントリー社

メーカーズマークの歴史

メーカーズマークの歴史は、1780年に北アイルランド系移民の一族であったロバート・サミュエルズがケンタッキーで農業とウイスキーづくりを始めた時にさかのぼります。

ロバートの孫の3代目テーラー・ウィリアム・サミュエルズが1840年頃に蒸留所を設立し、本格的なウイスキー製造をはじめました。以降は代々ウイスキー造りを受け継いでいたサミュエルズ家でしたが、Prohibition/米国での禁酒法 や第二次世界大戦などの影響により蒸留所を売却してしまいます。

1953年、6代目にあたるT.William “Bill” Samuels Sr./T・ウィリアム・ ビル・ サミュエルズ・シニアが、Burks Spring Distillery/バークス・スプリング蒸留所(バークス蒸留所とも)を購入し、ウイスキー造りを再開させました。
世界で評価されるようなバーボンの製造を探求すると決意したビルは、170年にわたる一家の秘伝のレシピを燃やし、新たなバーボンとしてライ麦の代わりに柔らかな冬小麦を使用し、石灰岩で濾過された湧き水を使い現在の製法が確立しました。
また、できる限り人の手でつくるとという信念のもとつくられた初年度の生産量はわずか19樽だったそうです。1957年に赤い封蝋をつけメーカーズマークとして販売が開始されました。

その後、1981年にハイラムウォーカー社に買収された後、現在はビーム サントリーの所有のブランドとなっていて、日本でもCMなどで馴染みのあるバーボンブランドになりつつあります。

製法の特徴・こぼれ話

  • ライ麦の代わりに使用される冬小麦は、蒸留所周辺で穫れた「Soft red winter wheat」という品種を使用しています。これにより、ふくらみのあるまろやかさが生まれています。
  • Water source/仕込み水 として使用している蒸溜所敷地内にあるスプリング・フェド湖の湧き水は、石灰岩に磨かれて鉄分が取り除かれた水質(ライムストーンウォーター)で、酵母の働きに適した水質です。
  • 酵母菌は150年以上に渡って代々受け継がれてきた酵母が使われていて、メーカーズマークが生まれる以前からのバークス蒸溜所から引き継いだ樹齢100年以上の赤イトスギの木桶発酵槽で発酵を重ねています。
  • 夏をはさむ9カ月間屋外で自然乾燥させたアメリカンホワイトオークの熟成樽を使用することで、苦味のもとになるタンニンを取り除き、また、チャーは独自に定めた焼きつくす手前の「レベル3」と呼ばれる40秒の火入れにより、バニラのような甘みとまろやかな味わいを演出しています。
  • 貯蔵庫でも熟成が均等になるよう、手作業により定期的に樽の配置を移動させています。
  • メーカーズマークというブランド名と特徴的な赤い封蝋は、6代目ビル・サミュエルズの妻であるマージー(Margie Samuels)の発案によるものです。
  • 創業者のサミュエルズ家がスコットランドからの移民の系譜ということで、アメリカンウイスキーとしては珍しく、”e”を抜いた「Whisky」の綴りを採用しています。
  • 1978年、蒸留所は米国のアルコール飲料関連施設としては初の国定歴史建造物に指定されています。

主な製品ラインナップ

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